成城大学

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  • 2026.10.29

    十文字高等学校の生徒が社会イノベーション学部授業聴講プログラムを受講しました

 10月23日(金)、十文字高等学校の自己発信コースに所属する1・2年生19名を対象に、社会イノベーション学部の授業を体験する特別プログラムを実施しました。このプログラムは、本学と高大連携協定を結ぶ十文字高等学校の生徒たちに、大学の授業やキャンパスライフを体験してもらうことで、進路選択への意識を高め、学問に対する理解を深めることを目的としています。
 初めに入学センター職員によるプログラム全体のガイダンスを受けた後、生徒たちは社会イノベーション学部の授業を2つずつ受講しました。
 まずは全員で1限に加藤敦宣教授の「新商品開発論」を受講。商品開発にあたって、消費者本人が気づいていない問題やニーズを発見する方法についてさまざまな企業の事例から学びました。普段自分たちがオンラインショッピングをする際に出てくる「あなたへのおすすめ」の仕組みを知り、「そんな風に情報が取得されて活用されていたなんて…」と衝撃を受けた様子もありました。
 続いて2限は生徒それぞれの関心に応じて2班に分かれ、A班は心理領域を専門とする中村國則教授の「経済心理学」、B班は社会領域を専門とする山本理奈准教授の「日本社会文化論Ⅱ」を受講しました。
 A班が受講した「経済心理学」では、人間が必ずしも合理的に行動するのではなく、むしろ直感や経験則によって判断しているのだという意思決定の心理について、研究事例も交えた講義が展開されました。身近な行動にもつながるテーマで生徒の皆さんの関心は高く、真剣に耳を傾けていました。
 B班が受講した「日本社会文化論Ⅱ」の今回の授業テーマは「グローバル化という視点」。グローバル化によって都市がどう変化したかということについて学びました。授業の中では初めて聞いた専門用語もたくさん出てきましたが、先生の丁寧な解説を聞き、理解を深めることができました。「『グローバル化』というと環境問題などを地球規模で考えていくというようなプラスのイメージだけを持っていたが、都市の均一化というマイナスになりうる部分も知ることができて、視野が広がった」という感想が聞かれました。
 すべて通常の大学の授業なので、普段高校で受けている授業の倍の90分、しかも大学生と一緒に受ける緊張感もあったと思いますが、どれも意欲的に授業に参加していました。
 午後は、授業を担当した加藤敦宣教授、中村國則教授、山本理奈准教授が、各教員に対して生徒6〜7名が少人数のグループとなって個別相談会を実施。大学のゼミナールのような形式の中で、受講した授業の内容や自身の探究学習のテーマなど学びに関することから、文理選択や学部選びまで、積極的に質問しアドバイスを受けました。「先生方がとても丁寧に質問に答えてくださったので、今後の探究活動、さらに大学で学ぶことを考える上で参考になった」という声が聞かれるなど、教員と学生の距離が近い成城大学で学ぶ魅力を肌で感じてもらえる場となりました。
 その他にも、大学内のベーカリー「ちかぱん」のランチボックスを昼食に楽しんでもらったり、キャンパスツアーで施設を見学したり、さまざまな面から成城大学を知ってもらうこともできました。半日に及ぶ長いプログラムとなりましたが、大学での学びや生活を体験する貴重な機会となったようです。

  • 大学生に交ざって授業を聴講
    大学生に交ざって授業を聴講

  • 授業後は、スマートフォンから感想や学んだことを入力。大学生と通常講義と同じ流れを体験しました
    授業後は、スマートフォンから感想や学んだことを入力。大学生と通常講義と同じ流れを体験しました

  • 先生の話をノートにまとめて一生懸命頭を整理しながら聞いていました
    先生の話をノートにまとめて一生懸命頭を整理しながら聞いていました

  • 個別相談会はより少人数で。自身の探究学習のテーマについての質問等、本学の教員も真剣に向き合っていました。
    個別相談会はより少人数で。自身の探究学習のテーマについての質問等、本学の教員も真剣に向き合っていました。

  • キャンパスツアーでは、成城大学の自然豊かなところを見ていただきました。
    キャンパスツアーでは、成城大学の自然豊かなところを見ていただきました。