
メッセージ
経済学研究科 経営学専攻 博士課程後期修了
現・杏林大学 総合政策学部 専任講師
谷 真哉さん
ショッピングセンターの現場で
抱いた疑問が、研究の出発点
大学卒業後に就職したのは、ショッピングセンターに出店するテナント企業でした。全国各地への出店に伴い、半年ほどのスパンで転勤しながら店舗運営やマネジメントに携わり、様々なショッピングセンターが抱える課題や衰退の現実を目の当たりにしました。しかし、その要因や解決の手がかりを探して書籍や論文を読んでも、納得できる答えを見つけることができませんでした。それならば自らの問題意識を研究を通じて明らかにしたいと考えたことが、大学院の道へ進むきっかけとなりました。
大学院を探す中で、生涯学習講座「成城 学びの森」を受講。そこで出会った境 新一先生のもとで学びたいと思い、本大学院への進学を決めました。修士課程の前半は論文の書き方や研究方法など、研究の基礎を一から学び直しました。その中で実感したのは、研究では基礎の積み重ねこそが大切だということ。また、自分の研究を深め、修士論文や博士論文へ計画的につなげていくためには、自ら主体的に研究に向き合う必要があることも学びました。
現在は、博士論文を発展させ、経営学における組織間関係論の視点から、ショッピングセンターの企業間関係に着目し研究を行っています。また、現在は大学の専任講師として学生を教える側の立場にもなりました。大学院時代には講義アシスタント(TA)を数多く経験し、様々な先生方の講義スタイルに触れることで得た経験が、現在の仕事に活かされています。
※記事内容・写真は2026年取材時のものです。